エコジョーズはやめとけって本当?【2026年最新】後悔しないためのメリット・デメリット

エコジョーズはやめとけって本当?後悔しないためのメリット・デメリット

  • 「エコジョーズはやめとけって本当?」
  • 「エコジョーズを選んで後悔しない?」

このような疑問をお持ちではありませんか。

エコジョーズは、省エネ性の高いガス給湯器として人気がありますが、「やめとけ」と言われる場合もあります。一見エコで良い選択に見えますが、実際にはメリットとデメリットの両方があり、家庭の状況によって向き・不向きが分かれる給湯器です。

本記事では、エコジョーズのメリットとデメリットを整理し、どんな人に向いているかを解説します。あわせて、2026年7月時点で使える補助金の最新情報も紹介します。エコジョーズの導入を検討している方は、参考にしてください。

この記事の著者

給湯器のプロ

ミタニ

プロフィール

10年以上にわたり、給湯器・エコキュートの交換・修理の工事に携わり、豊富な経験・知識があります。現在は若手の教育・監督も担当する給湯器のプロです。これまでの交換工事などで得た経験・知識で、みなさんの快適な暮らしお手伝いしたいと思います。
【保有資格】ガス機器設置スペシャリスト、・ガス消費機器設置工事監督者、ガス可とう管接続工事監督者講、電気工事士1級、給水装置工事主任…など

【結論】エコジョーズは「やめとけ」とは一概に言えない

【結論】エコジョーズは「やめとけ」とは一概に言えない

エコジョーズは「やめとけ」と言われることもありますが、必ずしもすべての人に当てはまるわけではありません。

初期費用が高い、設置場所に制限があるなど、エコジョーズのデメリットはたしかに存在します。しかし、長期的なランニングコスト削減といったメリットも大きく、家庭の状況によっては導入する価値が十分にあります。

ライフスタイルや住まいに合った選択が重要になるため、エコジョーズを検討する際は、自身の環境に照らして判断するのがおすすめです。

エコジョーズはやめとけと言われる理由(デメリット)

エコジョーズはやめとけと言われる理由(デメリット)

エコジョーズには多くのメリットがある一方で、次のようなデメリットが存在します。

  • 初期費用が高く設置工事も必要
  • ドレン排水の臭いが気になる場合がある
  • 思ったほどガス代が下がらないこともある
  • 設置場所に制限がある

特に、初期費用の高さや、実際のガス代節約効果に対する不満などが「やめとけ」と言われる理由になっています。それぞれについて、もう少し詳しく解説します。

初期費用が高く設置工事も必要

エコジョーズは、従来型の給湯器に比べて本体価格が3〜5万円ほど高く、設置時に専用の排水工事が必要になる場合もあります。結果として、初期費用が高額になりやすい点がデメリットです。

一般的に設置費込みで20万円〜30万円以上かかるケースが多く、予算に余裕がない家庭には負担となります。できるだけ初期費用を抑えたい人には不向きな場合があります。

ドレン排水の臭いが気になる場合がある

エコジョーズは、高効率を実現するため、燃焼時に発生するドレン排水(酸性水)を処理する必要があります。このドレン排水が原因で、設置場所によっては臭いが気になることがあります。

屋外設置の場合はさほど問題になりませんが、室内や狭いスペースでは臭いがこもりやすく、快適性に影響する可能性があります。対策には適切な排水設備の設置が必須で、設置環境によって条件が変わります。

思ったほどガス代が下がらないこともある

エコジョーズはエネルギー効率が高いものの、実際に節約できるガス代は使い方や家庭状況によって変わります。特に、もともと給湯使用量が少ない家庭では、毎月の節約効果が数百円〜千円程度にとどまることもあります。初期費用の高さを踏まえると、事前にどの程度の節約効果が見込めるかをシミュレーションしておくことが重要です。

設置場所に制限がある

エコジョーズは排水が必要なため、設置場所に一定の条件が求められます。排水管が近くにない場所では追加工事が必要になったり、マンションや集合住宅では施工自体が難しかったりする場合もあります。戸建てでもスペースに余裕がない場合は、設置場所の確保に苦労し、導入を見送らざるを得ないケースもあります。

このように設置場所に制限がある場合は、従来のガス給湯器や電気給湯器が向いている可能性が高いです。光熱費をさらに抑えたい方や、オール電化住宅を検討している方には、電気でお湯を沸かす「エコキュート」も選択肢のひとつです。エコキュートはガス代が不要になり、長期的な光熱費削減効果も期待できます。

エコキュート交換のおすすめ業者は、下記の記事でまとめていますので、気になる方はチェックしてみてください。

エコキュートのおすすめ業者ランキング15選|選び方と注意点

エコジョーズか、他の給湯器か。迷ったら見積もり比較で判断できます

給湯器ナビの一括見積もりは、厳選した最大5社の見積もりを無料で比較できます。設置環境に合う機種の提案も受けられます。

エコジョーズが選ばれる理由(メリット)

エコジョーズが選ばれる理由(メリット)

エコジョーズには、単なる省エネ給湯器にとどまらない、多くのメリットがあります。主なメリットは次のとおりです。

  • 従来型よりもエネルギー効率が高い
  • ガス代を抑えられて長期的にお得
  • 環境負荷が小さい
  • 省エネ住宅の評価が上がるケースもある

従来型よりもエネルギー効率が高い

エコジョーズの大きな特徴は、従来型の給湯器よりもエネルギー効率が高いことです。従来型では排気ガスとして捨てていた熱エネルギーを、エコジョーズでは中和器などを使って再利用する仕組みになっています。

この仕組みは「潜熱回収」と呼ばれ、熱効率は約95%(従来型は約80%)まで高まります。少ないガス量でもしっかりお湯を作れるため、無駄の少ない運転が可能です。

ガス代を抑えられて長期的にお得

エネルギー効率の高さは、ガス代の削減にも直結します。エコジョーズを導入することで、ガス使用量を約10〜15%削減でき、一般的な家庭で年間1〜2万円程度の節約になるケースが多いです。プロパンガスの家庭ほど節約額は大きくなる傾向があります。

特に家族の人数が多く、日常的に給湯使用量が多い家庭では、10年、15年と使い続ける中で数十万円単位の節約になることもあります。初期費用は高めですが、長期的なコストメリットは十分に見込めます。

環境負荷が小さい

エコジョーズは、環境への配慮という点でも優れています。従来型の給湯器に比べて燃焼時のCO2排出量が年間約10%以上少なく、家庭から排出される温室効果ガスの抑制にも貢献します。個人単位では小さな違いに感じられても、多くの家庭が省エネ機器を導入することで、環境負荷全体の低減につながります。

省エネ住宅の評価が上がるケースもある

エコジョーズを導入することで、省エネ住宅としての評価が高まるケースがあります。住宅性能評価制度などで省エネルギー性を重視する項目が設けられているため、エコジョーズを設置することで基準を満たしやすくなります。これにより、住宅ローン控除の優遇や、将来的な住宅売却時にプラス評価となる可能性もあります。

エコジョーズが向いている人

エコジョーズが向いている人

エコジョーズは、すべての家庭に最適というわけではありませんが、次のような条件に当てはまる人には、メリットを活かしやすいといえます。

  • 家族の人数が多い家庭
  • 設置スペースに余裕がある戸建て住宅
  • 床暖房(ガス)を使う家庭

家族の人数が多い家庭

エコジョーズは、給湯使用量が多い家庭ほど効果を発揮します。家族の人数が多ければ、それだけお湯を使う機会も増えるため、エネルギー効率の高さによるガス代の節約効果がより大きくなります。毎日複数回の入浴や大量の食器洗いが発生する家庭では、光熱費の削減メリットを実感しやすいでしょう。

設置スペースに余裕がある戸建て住宅

エコジョーズは、ドレン排水を処理する必要があるため、設置場所にある程度のスペースや条件が求められます。戸建て住宅で給湯器周辺に十分な設置スペースが確保できる場合は、問題なく導入できるケースが多く、排水設備も整えやすいため追加工事の負担も少なく済みます。逆に、狭い場所やマンションなどでは設置が難しい場合があるので注意が必要です。

床暖房(ガス)を使う家庭

ガス式の床暖房を使っている家庭は、エコジョーズの恩恵を受けやすい傾向にあります。床暖房は温水を循環させて室内を暖める仕組みのため、通常の給湯よりも大量のお湯を必要とし、ガス使用量も増えます。エコジョーズは少ないガスで効率よくお湯を作れるため、給湯負荷が高いほど省エネ効果が発揮されやすく、冬場の光熱費節約にもつながります。

エコジョーズが向いていない人

エコジョーズが向いていない人

エコジョーズには多くのメリットがありますが、次のような条件に当てはまる場合は、慎重な検討が必要です。

  • 初期費用を抑えたい
  • 短期間で引っ越しの可能性がある
  • 集合住宅や設置条件が厳しい戸建て

初期費用を抑えたい

できるだけ初期費用を抑えたいと考えている人には、エコジョーズは向いていない場合があります。従来型の給湯器に比べて本体価格が高めであり、さらにドレン排水工事などの追加費用が発生することもあります。補助金を活用できるケースもありますが、それでも設置時の負担は大きくなりがちです。とにかく初期コストを抑えたい場合は、従来型のガス給湯器を検討するほうが現実的です。

短期間で引っ越しの可能性がある

数年以内に引っ越しを予定している、または転勤や住み替えの可能性が高い人にとっては、エコジョーズの導入は費用対効果が薄くなる可能性があります。エコジョーズは長期使用によるガス代節約を前提とした商品であり、初期費用を回収するまでには数年単位の使用が必要です。短期間しか使わない場合、投資したコストを十分に回収できないまま引っ越しを迎えるリスクがあります。

集合住宅や設置条件が厳しい戸建て

集合住宅や設置スペースに制限のある戸建てでは、エコジョーズの設置が難しいことがあります。ドレン排水処理が必要なため、排水経路が確保できない場合や、近隣への配慮が必要な環境では設置そのものが見送られるケースも少なくありません。マンションなどの集合住宅では管理上の制約があることも多いため、事前にしっかり確認しておくことが重要です。

エコジョーズを後悔なく導入するためのポイント

エコジョーズを後悔なく導入するためのポイント

エコジョーズは魅力的な製品ですが、導入後に「思っていたのと違った」と後悔しないためには、事前の準備が重要です。次の3つのポイントを意識しておきましょう。

  • 他の機種と比較する
  • 信頼できる業者に相談する
  • 補助金について知っておく

他の機種と比較する

エコジョーズに限らず、給湯器にはさまざまなタイプがあります。従来型給湯器やハイブリッド給湯機(電気とガスの併用型)、エコキュートなど、ライフスタイルに応じて選べる選択肢が増えています。エコジョーズだけに目を向けるのではなく、初期費用・ランニングコスト・耐用年数などを総合的に見て、自分に合った機種を選びましょう。

信頼できる業者に相談する

給湯器の選定や施工は専門的な知識が必要な分野です。価格だけで業者を選んでしまうと、設置ミスやサポート不足につながるリスクもあります。エコジョーズを後悔なく導入するためには、経験豊富で信頼できる交換業者に相談することが重要です。施工実績やアフターフォロー体制を確認し、複数社から見積もりを取ると安心です。

おすすめの給湯器交換業者は、下記の記事でまとめていますので、チェックしてみてください。

【2026年最新】給湯器交換業者のおすすめランキング13選!口コミ・評判や業者の選び方も紹介

補助金について知っておく

エコジョーズの導入・交換時には、国や自治体の補助金制度が使える場合があります。2026年7月時点で、エコジョーズが対象になる制度は次の3つです。給湯器の補助金として名前が広く知られている国の「給湯省エネ2026事業」は、対象がエコキュート・ハイブリッド給湯機・エネファームの3機種に限られており、エコジョーズは対象外である点に注意してください。

制度名エコジョーズの補助額
みらいエコ住宅2026事業(国)3万円/台 ※他の省エネ工事と合わせて合計5万円以上で申請可
賃貸集合給湯省エネ2026事業(国)賃貸オーナー向けに最大10万円/台
自治体の補助制度例:東京ゼロエミポイント(東京都)12,000円分の値引き

「みらいエコ住宅2026事業」は、リフォームであれば世帯の制限なく利用できますが、エコジョーズ単体(3万円)では申請基準の5万円に届かないため、高断熱浴槽や節湯水栓、断熱改修などと組み合わせる必要があります。対象工事は2025年11月28日以降に着手したもので、申請受付は2026年12月31日まで(予算上限に達し次第終了)です。

補助金には申請期限や対象条件があるため、事前に制度内容をしっかり確認しておくことが大切です。国の補助金は登録事業者を通じた申請が必須のため、業者によっては申請サポートに対応しているところもあります。エコジョーズの補助金については、以下の記事でさらに詳しく解説しています。

エコジョーズに使える補助金はある?【2026年最新】使える3制度と申請手順を解説

参考:みらいエコ住宅2026事業【公式】東京ゼロエミポイント【公式】

複数社の比較なら「給湯器ナビの無料一括見積もり」

他の機種との比較、信頼できる業者選び、補助金の対象確認は、複数社から見積もりを取れば同時に進められます。当サイト「給湯器ナビ」の一括見積もりなら、次の内容を1回の入力で比較できます。

  • 厳選した施工店最大5社の見積もりを無料で比較できる
  • 入力は約1分、最短で当日中に回答
  • エコジョーズ・エコキュートなど機種ごとの提案と補助金対応の可否も確認できる

エコジョーズをやめとくべきかは人それぞれ

エコジョーズをやめとくべきかは人それぞれ

エコジョーズには、初期費用の高さや設置条件といったデメリットがある一方で、長期的なガス代の節約や環境負荷の軽減といった大きなメリットも存在します。

エコジョーズを導入すべきかどうかは、家庭の状況やライフスタイルによって異なります。給湯使用量が多い家庭や、長期的に同じ住まいに住み続ける予定がある人にはメリットが大きく、逆に初期コストを抑えたい人や引っ越し予定がある人には不向きなケースもあります。

本記事の内容を参考にしつつ、自分にとって向いているかどうかを考えることが大切です。迷ったときは、複数の業者から見積もりと機種の提案を取り、総額と補助金対応の可否を比較して判断しましょう。

エコジョーズにするか迷ったら、まず複数社の提案を比較しましょう

給湯器ナビの一括見積もりは、厳選した最大5社の見積もりを無料・最短即日で比較できます。