電気温水器は電気だけでお湯を沸かすため、電気代が高くつきやすいです。お湯を頻繁に使用する家庭にとっては、家計の負担につながります。
電気温水器を長く使い続けるには、電気代の節約が必須です。使い方を見直して、節約を図るのが大切です。
この記事では電気温水器の電気代が高すぎる原因や相場、今すぐできる節約方法を紹介します。電気温水器の電気代が高くて困っている方や、効果的な節約テクニックを知りたい方におすすめです。
電気代を節約したいなら、エコキュートへの買い替えもご検討ください。大気中の熱を活用してお湯を沸かすため、電気代を抑えられます。

給湯器のプロ
ミタニ
10年以上にわたり、給湯器・エコキュートの交換・修理の工事に携わり、豊富な経験・知識があります。現在は若手の教育・監督も担当する給湯器のプロです。これまでの交換工事などで得た経験・知識で、みなさんの快適な暮らしお手伝いしたいと思います。
【保有資格】ガス機器設置スペシャリスト、・ガス消費機器設置工事監督者、ガス可とう管接続工事監督者講、電気工事士1級、給水装置工事主任…など
目次
電気温水器の電気代が高すぎる!平均で1ヶ月にいくらかかるか相場を紹介

パナソニックでは、類が異なる4つの給湯器地域別のランニングコストを公開しています。調査結果を見ると、東京電力・関西電力エリアともに最もランニングコストが高額なのは電気温水器でした。
| 給湯器 | 電気代(東京電力エリア) | 電気代(関西電力エリア) |
|---|---|---|
| エコキュート | 約37,200円 | 約20,400円 |
| 電気温水器 | 約157,200円 | 約87,600円 |
| ガス給湯器 | 約76,800円 | 約80,400円 |
| 石油給湯器 | 約88,800円 | 約69,600円 |
グラフを確認しても、他の給湯器と比べて電気温水器が圧倒的に高くつきます。ガスや石油を使用する給湯器より、電気給湯器の方が家計への負担は大きいです。東京電力エリアにおいては電気温水器のみ100,000円を超えており、維持費のかかる給湯器です。
一方、ランニングコストが最も安いのは東京電力・関西電力エリアともにエコキュートでした。電気温水器と比べると東京では120,000円、関西エリアでは67,200円もの差額が発生します。
電気温水器の電気代が高すぎる!3つの主な原因と対処法

電気温水器の電気代が高すぎる場合、3つの原因が考えられます。3つのうちどれかに該当していると、電気代は高くつきます。
まずは、電気温水器の電気代が高い原因の特定が必要です。原因を特定して正しい対処を実行すれば、電気代を抑えられます。
古い電気温水器は省エネ性能が低く無駄な電力を消費するから
電気温水器の電気代が高すぎる場合、寿命を迎えている可能性が高いです。電気温水器は、電気ヒーターで沸かしたお湯を貯湯タンクに貯めて使う仕組みです。
電気温水器を長期間使用すると、ヒーターに水の成分が付着して熱効率が低くなります。成分が付着して熱効率が低くなるほど沢山のエネルギーを使用するため、その分電気代が高くつきます。
付着した水の成分は定期的なメンテナンスで除去できますが、寿命を迎えた機器は故障のリスクが高いです。今回修理を行っても、いつ不具合が起こるかは分かりません。寿命を迎えた電気温水器は、修理より交換が適しています。
電気温水器の寿命は、10~15年程度です。設置から8年程経過して電気温水器を使用している家庭は、修理を検討し始めるのが賢明です。
電源がつけっぱなしで日中の沸き増しや自動保温が頻繁に行われているから
電気温水器の電気代が高すぎるのは、機能の使い方に原因があります。たし湯や追いだきなどの機能が自動または頻繁に行われると、電気代は高くつきます。特に電気代が高い日中に頻繁に行われると、その分費用は高額です。
電気代を抑えるには、設定の変更が必須です。電気代が割安になる夜間利用に設定し直せば、日中に使うよりも費用を抑えられます。
電気温水器を使い終わったら、その都度電源をOFFにするのも効果的です。不要な機能をオフにすれば、電気代の節約につながります。
使っている機能が本当に必要かを考え直すのも、選択肢の1つです。機能自体をオフにすれば、電気代を抑えられます。沸き増しはタンク内の湯量を増やす、自動保温は設定温度にお湯をキープする機能です。
高温・長時間のお湯の利用機会が多いから
電気温水器の電気代が高すぎるのは、設定温度が原因です。お湯の温度が高いほど沢山のエネルギーを使うため、電気代がかかります。
電気温水器の設定温度を1度下げるでも、電気代は大きく変化します。特にこだわりが無ければ、温度を下げて電気代の変化を確認するのがおすすめです。温度調整は、電気温水器本体のボタンやリモコンで簡単に操作できます。
電気温水器の電気代が高いのは、お湯の使いすぎも原因の1つです。お湯の使用が多いと、何度も沸き増しを行うため電気代が高くつきます。
電気温水器の使い方の見直しや節水アイテムを取り入れるなど、お湯の使いすぎを防止するのが大切です。使用人数が多くてお湯の使用量が変えられない方は、入浴のタイミングや電気料金プランの見直しが効果的です。
冬は特に電気温水器の電気代が高くなる?

冬に電気温水器の電気代が高くなるのは、大きく2つの理由があります。
- 水温の低下
- 外気温の低下による放熱
外気温の影響を受けて、冬場の水道水の温度は他の季節よりかなり低いです。冷たい水道水を設定した温度にまで温めるには、かなりのエネルギーを消費します。水温が低いほど沢山のエネルギーを消耗するため、その分電気代も高くつきます。
電気温水器は、作ったお湯を貯湯タンクに保管する仕組みです。外気温の低下によって、タンクの熱が外に放出されるとお湯の温度は低くなります。タンク内のお湯を設定温度にキープするためには沢山のエネルギーが必要で、その分電気代がかかります。
冬は、電気温水器でお湯を作るのも貯めるのもお金がかかる季節です。使い方を工夫して、高額請求から逃れる必要があります。
電気温水器の電気代を安くするには?今日からできる節約方法を紹介

電気温水器の電気代を安くするには、工夫が求められます。紹介する6つの節約方法を参考にして、電気代の節約を図るのが大切です。
- 設定温度を見直す(おすすめは55℃前後)
- 「おまかせモード」「ecoモード」を活用して自動で節電する
- 入浴順を変える・家族の合計入浴時間を短くするなど工夫する
- 長期不在時は「休止モード」や電源OFFに設定する
- 節水アイテムを活用する(お湯の使用量を減らす)
- 電気料金プラン(電力会社)を切り替える
どの節約方法も、今すぐできる簡単なものです。取り入れられるものから積極的に行って、電気代を1円でも抑えるのが必要です。
設定温度を見直す(おすすめは55℃前後)
電気温水器の電気代は、設定温度を見直すだけで簡単に抑えられます。設定温度が高いと、その分沢山のエネルギーを使うため電気代は高くなります。
おすすめのお湯の温度は、55度前後です。やや高めの温度に設定しておけば、冷めにくくエネルギーを使う必要がありません。
お湯の設定温度は、季節で見直すのも効果的です。外気温の影響で、水道水の温度も変化します。夏は低め、冬は高めに設定しておけば、効率よくお湯を作れて節約につながります。
「おまかせモード」「ecoモード」を活用し自動で節電する
電気温水器には、多くの便利な機能が搭載されています。機能を上手に活用すれば、電気代の節約につながります。
おやすみモードは、過去のお湯使用量を学習して必要な湯量を自動で沸き上げる機能です。お湯を必要な分だけ作るため、余計な電気代がかかりません。お湯切れになる心配もなく、快適に使えます。
ecoモードは自動で湯量を調節して、電気の使用量も制限する機能です。余計な保温や給湯を防ぐため、電気代を節約できます。
入浴順を変える・家族の合計入浴時間を短くするなど工夫する
お風呂の入り方は、電気温水器の電気代に大きな影響を与えます。入浴のタイミングや時間、順番を見直すだけで電気代の節約につながります。
お湯の使用量が多い方は、深夜帯に入るのがおすすめです。電気代が割安になる深夜帯に入浴すれば、日中に入るより安く済みます。
家族の合計入浴時間を減らせば、追いだきの回数も減らせます。お湯の温度が下がらないように蓋をしたり保温シートを活用したりなど、工夫するのも効果的です。
長期不在時は「休止モード」や電源OFFに設定する
電気温水器の電気代は、長期不在時にも発生します。仕事または旅行などで長期間家を留守にするときは、休止モードに設定するのが大切です。自動的な沸き上げを休止すれば、電気代の節約につながります。
より確実に電気代を抑えたい方は、電気温水器の電源をOFFにするのがおすすめです。全ての機能が停止するため、待機電力の発生を抑えられます。
ただし、冬場に電気温水器の電源を切るのは凍結のリスクがあります。故障や水漏れを引き起こす恐れがあるため、控えるのが望ましいです。
節水アイテムを活用する(お湯の使用量を減らす)
電気温水器の電気代を抑えるなら、節水アイテムを活用するのが効果的です。手頃な価格で入手できる節水アイテムが、多く販売されています。ライフスタイルに合ったものを、お試し感覚で気軽に取り入れるのがおすすめです。
シャワーヘッドは、電気代・水道代を抑えるための定番の節水アイテムです。節水タイプのシャワーヘッドは、穴を小さくして水圧を高める仕様です。お湯の使用量を減らせるため、電気代の節約につながります。
シャワーや蛇口に節水蛇口を取り付けるのも、節水には効果的です。水の使用量が一気に少なくなるため、電気代を抑えられます。
電気料金プラン(電力会社)を切り替える
電気温水器の電気代を安くするなら電気の使用量や使うタイミングなど、ライフスタイルに合う料金プランに切り替えます。
電気の使用量が少ない方には、従量課金制のプランがおすすめです。利用量に応じて料金が変動するプランで、電気の使用量が少ない方は安く済みます。
日中の電気使用量が少ない家庭には、深夜電力プランまたは時間帯別料金プランと相性が良いです。深夜から早朝にかけて、夜間の電気代が割安になるプランで電気代の節約につながります。
東京電力では、夜間の電力をお得に利用したい方向けのプランを提供しています。夜間は電気代を基本料金の5分の1程度に抑えられます。
| プラン名 | 基本料金(1kw) | 電力量料金(1kwh) | 電力量料金(1kwh) |
|---|---|---|---|
| 夜トク8 | 255.69円 | 42.60円 ※7時~23時 | 31.64円 ※23時~翌午前7時 |
| 夜トク12 | 255.69円 | 44.16円 ※9時~21時 | 33.33円 ※21時~翌午前9時 |
引用:1夜トクプラン|TEPCO(東京電力エナジーパートナー)
電気温水器の電気代が高すぎるなら買い替えも検討すべき?

電気温水器の電気代が高すぎるなら、エコキュートへの買い替えがおすすめです。給湯器を取り換えるだけで、電気代は安く抑えられます。
電気温水器の寿命は、10~15年程度です。使用から10年経つと経年劣化により、故障や不具合が起こるリスクが高まります。
経年劣化は、保温性能や給湯効率にも影響します。劣化で給湯効率が下がれば、その分電気代は高くつきます。
20年前の電気温水器は、電気代が設置直後の2倍以上になるケースもあります。設置後10年経過した電気温水器をお使いの方は、エコキュートへの買い替えをご検討ください。
電気温水器の電気代が高すぎるとお悩みならエコキュートがおすすめ

電気温水器の電気代が高すぎると悩んでいる方には、エコキュートがおすすめです。電気代の節約や二酸化炭素の削減、補助金制度の活用など多くのメリットが得られます。
エコキュートは、電気と大気中の熱を利用してお湯を作る仕組みです。少ない電力で効率よくお湯を沸かすため、電気代を抑えられます。二酸化炭素の削減にもつながって、環境に優しいです。
エコキュートの導入には、国や自治体が実施する補助金制度が利用できます。数十万円の補助金が交付される場合もあり、導入コストの削減に効果的です。
パナソニックの調査を確認すると、エコキュートの電気代は電気温水器の4分の1です。エコキュートに交換するだけでも、電気代の節約につながります。
| 給湯器 | 電気代(東京電力エリア) | 電気代(関西電力エリア) | 電気代(九州電力エリア) |
|---|---|---|---|
| エコキュート | 約37,200円 | 約20,400円 | 約20,400円 |
| 電気温水器 | 約157,200円 | 約87,600円 | 約85,200円 |
引用:2低ランニングコスト|Panasonic
電気温水器からエコキュートへの交換時は業者選びも大切

電気温水器からエコキュートへ交換するときは、信頼できる業者に任せます。給湯器の交換には高度な技術と専門的な知識、豊富な経験が必須です。不慣れな業者に任せてトラブルに発展しないように、実績を確認します。
交換費用は、業者により大きく変動します。高額請求する業者に騙されないように、相見積もりを取って比較検討するのが大切です。
業者を探すときは、アフターサポートの手厚さにも注目します。商品保証とは別に独自の長期保証があれば、施工後も安心して過ごせます。
今回は数ある業者のなかでも、経験豊富かつアフターフォローが手厚い業者をまとめました。ぜひ参考にしてください。
給湯器駆けつけ隊(ミズテック)

給湯器駆けつけ隊では、最短当日の修理・交換に対応しています。現場調査なし(電話のみ)で最終見積もりにも対応しており、今すぐエコキュートに交換したい方に選ばれる業者です。
メーカーからの一括仕入れで不要なコストを削減して、格安価格での提供を実現しています。最大80%オフで購入できるので、最新機器を良心的な価格で提供する業者を探している方にもおすすめです。
給湯器駆けつけ隊はアフターサポートが手厚く、商品・工事ともに10年保証が無料で付きます。期間内であれば無償で対応してもらえるので、施工後も安心して過ごせます。
| おすすめ給湯器業者 | 給湯器駆けつけ隊 |
|---|---|
| 給湯器取り扱いメーカー | ・ノーリツ ・リンナイ ・パロマ ・パーパス |
| エコキュート取り扱いメーカー | ・三菱 ・ダイキン ・日立 ・パナソニック |
| 対応地域 | ・北海道 ・東北 ・関東 ・東海 ・関西 より一部のエリア |
| 受付期間 | 24時間365日 |
| 商品保証 | 10年(無料) |
| 工事保証 | 10年(無料) |
| 現地調査 | 写真のみでも可 |
| 詳細 | 公式サイトを見る |
交換パラダイス

交換パラダイスは埼玉県・東京都の一部エリアを中心に、エコキュートの交換を提供する業者です。日立やダイキン、コロナなど幅広いメーカーを取り揃えておりエコキュートの種類が豊富な業者を探している方に適しています。
保証期間は商品が10年、工事が15年と長期です。10年間の毎年点検も用意するなど、アフターサポートが充実しています。エコキュートを安全に長く使い続けたい方や、サポートの手厚さを重視したい方とも相性は良いです。
交換パラダイスでは給湯器以外にもトイレやお風呂、内装・外装などのリフォームにも対応しています。複数箇所の工事・リフォームを一気に依頼したい方にも、おすすめです。
チカラもち

チカラもちは人件費や広告費など、コストを削減して適正価格での提供を目指す業者です。自社職人による施工で中間マージンは発生しないため、余計な出費を防げます。
チカラもちの取り付け工事は、全国46都道府県に対応しています。北海道から九州まで、幅広いエリアを網羅しており自宅近くに給湯器交換業者がない方にはとくにおすすめです。
支払い方法は現金や電子マネー、ローンなど全部で5種類です。幅広い選択肢を用意しているため、特定の支払い方法でポイントを貯めたい方や突然の出費でまとまったお金がない方も気軽に利用できます。
電気温水器からエコキュートへ買い替えるときに気をつけること

電気温水器からエコキュートへ買い替えるときは、3つの点に要注意です。
- 初期費用が高い
- 広めの設置スペースが必要
- 稼働音がうるさくなりがち
エコキュートの初期費用は、電気温水器より高額です。国や自治体が実施する補助金制度を上手に活用して、初期費用を抑えます。補助金の適用には一定の条件を満たす必要があるため、事前確認が必須です。
エコキュートには、貯湯タンクユニットとヒートポンプユニットを設置するスペースが必要です。スペースの確保や土台を安定させるための、追加工事が求められる場合もあります。
エコキュートがお湯を作るのは、電気代が安い深夜です。静かな環境に稼働音が響くため、うるさく感じやすいです。
近隣住宅との距離が近ければ、騒音トラブルに発展する場合もあり注意が必要です。
電気温水器の電気代が高すぎてお悩みなら業者へ相談してみましょう

電気温水器のランニングコストはガスや石油給湯器、エコキュートより高額です。寿命を過ぎた給湯器や寒さが厳しい季節は、特に電気代がかかります。電気代が高すぎて不安に感じているなら、他給湯器への交換がおすすめです。
電気代・ランニングコストを抑えるなら、エコキュートが適しています。大気中の熱と電気を活用して、電気代が安い深夜の時間帯に沸かす仕組みです。補助金制度を活用すれば、導入費用を抑えられます。
電気温水器から他給湯器への交換を検討している方は、業者へお問い合わせください。給湯器の専門家が対応して、数ある選択肢のなかから希望に沿う機種を紹介します。メーカー直仕入れで、通常より安く購入するチャンスです。
| おすすめ給湯器業者 | 給湯器駆けつけ隊 | 交換パラダイス | チカラもち |
|---|---|---|---|
| ラベル | ![]() | ![]() | ![]() |
| 給湯器取り扱いメーカー | ・ノーリツ ・リンナイ ・パロマ ・パーパス | 要問い合わせ | ・ノーリツ ・リンナイ ・パロマ |
| エコキュート取り扱いメーカー | ・三菱 ・ダイキン ・日立 ・パナソニック | ・日立 ・ダイキン ・三菱 ・パナソニック ・コロナ | ・日立 ・ダイキン ・三菱 ・パナソニック ・コロナ |
| 対応地域 | ・北海道 ・東北 ・関東 ・東海 ・関西より一部のエリア | ・埼玉県 ・東京都 より一部のエリア | 全国46都道府県 |
| 受付期間 | 24時間365日 | 24時間365日 | 24時間365日 |
| 商品保証 | 10年(無料) | 10年(無料) | 10年(無料) |
| 工事保証 | 10年(無料) | 15年(無料) | 商品による |
| 現地調査 | 写真のみでも可 | 必須 | 必須 |
| 詳細 | 公式サイトを見る | 公式サイトを見る | 公式サイトを見る |




