- 「給湯器って、どのメーカーを選べばいいの?」
- 「メーカーごとの違いがよく分からない…」
そんなお悩みをお持ちではありませんか?
給湯器は、毎日の生活に欠かせない大切な設備。でも、いざ選ぼうとするとメーカーも機種もたくさんあって、何を基準に選べばいいのか迷ってしまいますよね。
この記事では、給湯器の種類やおすすめメーカーランキング、メーカー選びのポイントまで分かりやすく解説します。納得のいく1台を見つけるために、ぜひ参考にしてください!

給湯器のプロ
ミタニ
10年以上にわたり、給湯器・エコキュートの交換・修理の工事に携わり、豊富な経験・知識があります。現在は若手の教育・監督も担当する給湯器のプロです。これまでの交換工事などで得た経験・知識で、みなさんの快適な暮らしお手伝いしたいと思います。
【保有資格】ガス機器設置スペシャリスト、・ガス消費機器設置工事監督者、ガス可とう管接続工事監督者講、電気工事士1級、給水装置工事主任…など
目次
給湯器にはどんな種類がある?

給湯器には、大きく分けて「ガス給湯器」と「電気給湯器」の2種類があります。それぞれの特徴を押さえて、自宅に合った給湯器を選びましょう。
ガス給湯器(都市ガス・プロパンガス)
ガス給湯器は、都市ガスやプロパンガスを使って水を温めるタイプです。
設置スペースが比較的コンパクトで、短時間でお湯を沸かせるのが特徴。シャワーやキッチンなど複数箇所で同時に使う場合でも、お湯切れしにくいのがメリットです。
最新モデルには、省エネ性能に優れた「エコジョーズ」もあります。
電気給湯器(エコキュート)
電気給湯器の代表格が「エコキュート」です。大気中の熱を利用してお湯を作るため、省エネ性能が高く、ランニングコストを抑えられます。
深夜電力を使ってお湯を沸かすため、設置スペースが広く必要ですが、環境に優しい給湯器として人気を集めています。
給湯器メーカー おすすめランキング【2025年版】

ここでは、2025年版おすすめ給湯器メーカーランキングを紹介します。
第1位:リンナイ(Rinnai)
リンナイは、国内シェアNo.1を誇る給湯器メーカーです。
「品質第一」を掲げ、耐久性・安全性に優れた製品づくりに定評があります。家庭用から業務用まで幅広いラインナップを持ち、特に「エコジョーズ」や「ウルトラファインバブル機能」など、先進的な技術開発にも積極的。
デザイン性や使いやすさにも優れており、家族みんなが快適に使えるモデルが豊富です。迷ったらまず検討したい、信頼と実績のあるメーカーです。
第2位:ノーリツ(NORITZ)
ノーリツは、デザイン性と機能性を兼ね備えた製品を数多く展開する人気メーカーです。
給湯器だけでなく、浴室やキッチンの設備も手掛けており、生活動線を意識した使いやすさを追求しています。なかでも、リモコンの操作性や音声ナビゲーション機能など、使う人に寄り添った細やかな配慮が特徴。
省エネ性能にも力を入れており、ランニングコストを抑えたい方にもおすすめです。
第3位:パロマ(Paloma)
パロマは、コストパフォーマンスの高さで支持される老舗メーカーです。
日本製にこだわり、堅実な作りと手ごろな価格を両立しているのが大きな魅力。ベーシックなモデルから高機能モデルまで揃っており、必要十分な機能をリーズナブルに手に入れたい方にぴったりです。
また、独自の安全装置や異常検知機能など、安心して長く使える工夫がしっかり施されています。
第4位:パーパス(PURPOSE)
パーパスは、高性能な給湯器を手の届きやすい価格帯で提供している実力派メーカーです。
省エネ性能や快適機能にこだわったエコジョーズシリーズは高く評価されており、住宅設備のプロからも信頼を集めています。
また、シンプルで直感的に使えるリモコン設計や、静音性の高い運転音など、日々の使い心地にも配慮。
コストを抑えつつ、性能にもしっかりこだわりたい方におすすめです。
ガス給湯器メーカーを選ぶ際の 6つのポイント

給湯器は10年以上使うことが多いため、メーカー選びはとても重要です。ここでは、後悔しないために押さえておきたい6つのポイントを紹介します。
信頼できるメーカーを選ぶ
まず何より大切なのは、信頼できるメーカーかどうかです。
長年の実績があり、製品の品質・安全性・アフターサービスがしっかりしているメーカーを選びましょう。
とくに、万が一の故障やトラブル時に迅速な対応が受けられるかどうかは重要なチェックポイントです。
メーカー独自の長期保証やメンテナンス体制も、選ぶ際の安心材料になります。
設置場所に合ったタイプを選ぶ
給湯器には「屋外壁掛型」「据置型」「浴室内設置型」など、さまざまなタイプがあります。
設置スペースの広さや、既存の配管・配線に適合するかを確認して選びましょう。
例えば、マンションなどではコンパクトな壁掛型が主流ですが、戸建て住宅では据置型が使われることも多いです。
設置場所に合わないタイプを選ぶと、工事費用が高くなったり、設置自体ができなかったりするので注意が必要です。
ライフスタイルに合った機能を選ぶ
給湯器には、オート湯はり、追い焚き、自動保温、たし湯機能など、さまざまな便利機能が搭載されています。
毎日忙しい共働き世帯なら、自動でお湯はりから保温までしてくれる「フルオート」タイプが便利ですし、
お風呂を頻繁に使わない家庭ならシンプル機能の機種で十分かもしれません。
自分のライフスタイルに合った機能を選びましょう。
家族構成に合う号数を選ぶ
給湯器には「号数」という規格があり、これは「1分間に出せるお湯の量」を表します。
一般的に、3人家族なら24号、4人以上なら24〜28号がおすすめの目安です。
大家族や、同時に複数箇所(シャワーとキッチンなど)でお湯を使う機会が多い家庭では、号数が小さいとお湯切れするリスクも。
逆に一人暮らしであれば16号でも十分な場合もあります。
省エネタイプを検討する
給湯器は、毎日の使用で意外と多くのエネルギーを消費しています。
ガス代を節約したいなら、省エネ性能の高い「エコジョーズ」タイプを検討するのがおすすめです。
エコジョーズは、従来型よりも排熱を有効利用することで効率よくお湯を沸かし、ガス使用量を大幅にカットできます。
初期費用はやや高めですが、ランニングコストを考えれば長期的には十分元が取れる選択肢です。
オート機能の違いを比較する
オート機能には、「オート」と「フルオート」の2種類があります。
オートは湯はり・追い焚き・保温までを自動で行いますが、たし湯は手動です。
一方、フルオートは、湯量の自動調整や自動たし湯、配管自動洗浄機能なども搭載され、より手間いらずで快適に使えます。
価格はフルオートの方が高めですが、家事の負担を減らしたい方には非常におすすめ。自分にとって必要な機能レベルを考えて選びましょう。
給湯器メーカー選びに迷ったら、給湯器交換専門業者への相談がおすすめ!

給湯器選びに迷ったら、給湯器交換の専門業者に相談するのがおすすめです。
設置環境やライフスタイルに合わせて、最適なメーカーや機種を提案してもらえるため、安心して選ぶことができます。
ここでは、実績豊富なおすすめ専門業者をご紹介します。
給湯器駆けつけ隊(ミズテック)
給湯器駆けつけ隊は、給湯器やエコキュートの交換・修理を専門とする全国対応のサービスです。無料の10年長期保証、24時間365日のコールセンター対応、明瞭な価格設定などが特徴です。
給湯器駆けつけ隊にはこちらの記事でも詳しくご紹介しています。
給湯器駆けつけ隊(ミズテック)のエコキュート交換は評判が良い?悪い?
キンライサー
キンライサーは、給湯器やエコキュートの交換・修理を専門とする全国対応の会社です。無料の10年長期保証、即日対応、明瞭な価格設定などが特徴です。
キンライサーについてより詳しく知りたい方にはこちらの記事がおすすめです。
街角給湯相談所
街角給湯相談所は最短で30分以内に駆けつけ、対応の早さが強みの給湯器とエコキュートの交換・修理の専門業者です。メーカー直卸のためリーズナブルな価格で購入でき、コストを抑えた修理や交換が可能です。
街角給湯相談所についてはこちらの記事もぜひご覧ください。
給湯器ナビでは、今回ご紹介した以外にもおすすめの業者を掲載しています。
他の業者も比較したい方は、ぜひこちらの記事もご覧ください。
【2025年最新】給湯器交換業者のおすすめランキング14選!口コミ・評判や業者の選び方も紹介
よくある質問(FAQ)

給湯器の交換費用ってどのくらいかかりますか?
一般的なガス給湯器の交換費用は、本体代と工事費込みで約15万~30万円程度が目安です。
設置場所の条件や選ぶ機種によって金額は変動します。たとえばエコジョーズなど高機能タイプを選ぶ場合や、配管工事が必要になる場合は、さらに費用がかかることもあります。
費用の見積もりは現地調査後に提示されることが多いので、事前に確認しておくと安心です。
どのメーカーの給湯器が一番長持ちしますか?
リンナイやノーリツなど、国内大手メーカーの給湯器は耐久性に優れており、適切なメンテナンスを行えば10年以上使えるケースも少なくありません。
長く使うためには、日ごろの使用方法や年1回程度の点検も大切です。保証期間やアフターサービス体制も、選ぶ際のポイントにするとよいでしょう。
エコジョーズと従来型、どちらがお得ですか?
長期的なコストを考えると、エコジョーズの方がお得です。
エコジョーズは排熱を再利用する高効率設計になっており、年間でガス代を約10〜15%節約できると言われています。
初期費用はやや高めですが、光熱費の節約効果によって数年で元が取れる場合も多く、環境にもやさしい選択肢です。
賃貸住宅でも給湯器のメーカーを選べますか?
基本的に、賃貸住宅では給湯器の交換やメーカー選定はオーナー(貸主)の判断によって行われます。
入居者自身が自由に給湯器を選ぶことはできないケースがほとんどです。
ただし、使用中の給湯器に不具合がある場合や、省エネタイプへの交換希望などがある場合は、管理会社やオーナーに相談してみると対応してもらえることもあります。
今使っているメーカーと違うメーカーに変えることはできますか?
はい、基本的には可能です。
給湯器は配管や設置スペースが合えば、異なるメーカーへの交換も問題なく行えます。
ただし、配管位置や設置方法によっては、追加の工事が必要になる場合もあるため、事前に専門業者へ相談して確認することをおすすめします。
まとめ:納得いく給湯器選びなら専門業者への相談がおすすめ

給湯器は、メーカーや機種によって性能や使い勝手に違いがあります。
自宅にぴったりの給湯器を見つけるためには、専門知識を持った業者に相談するのが安心です。
プロのアドバイスを受けながら、納得できる1台を選び、快適な暮らしを手に入れましょう。